コロナの抗体検査をした

奥さんが「頭が痛い」と言い出した。

時々そんなこともあるので、また血圧が上がったかと思っていたら、
「喉がイガイガする」
と言い出し、次の日には声がガラガラになっていた。

時を置かず、自分も頭が痛くなり、喉がイガイガし始めた。

もしかして、コロナに感染した?

調べてみると、この症状で熱が出ていれば、感染間違いない。
幸か不幸か、熱は無い。

実は自分は、血中酸素濃度が普段でも94%という数値だ。
肺に関する病気になると、死に至るかも知れないので、気をつけている。

なので、すぐに病院で調べることにした。
抗体検査の方が結果がすぐ出るというので、予約をして指定された時間に病院の駐車場で待った。
スマホで指示があり、検査場所に車を寄せ、車から出ずに鼻をいじられ、そのまま結果を待つ。
すると自分達より後に検査した車に、何やら書類が渡されていた。
ちょっと不安。
しばらくすると、スマホで「陰性です」と通知が来た。
早めに書類が渡されたのは、すぐに陽性が判明したからだろう。

奥さんは晴れて医者の玄関から入ることを許され、お金を払い、薬局で薬をもらって戻って来た。

陽性の人はどうするかというと、駐車場の横にカゴが置いてあって、
スマホで連絡し合いながら、手渡ししないようにしていた。

陰性だったから、それを見ていると滑稽だったが、医院も薬局も患者も大変だね。