保冷庫が壊れた

焙煎したコーヒー豆の保存用の保冷庫が壊れた。

この保冷庫、TWINBARDのD-CUBEという製品で、ペルチェ素子を使って冷却や保温をする。
コンプレッサ式のような急激な冷却には向かないが、焙煎豆を保存するにはちょうどいい。

実は、この保冷庫君、これまでに大手術を二回受けている。

一回目は内臓のDC電源が壊れたので、AC入力を諦め、ACアダプタを購入してDC入力で使うことにした。
この時、開腹して壊れたDC電源を取り出している。

二回目は冷却ファンが時々大きな音をさせるので、パソコンショップで同じ仕様のFANを探して交換した。
開腹したついでに、ACアダプタを内蔵する手術をした。

購入したACアダプタは容量が10Aで、必要な容量の3倍はある。
その分、大きい!
場所を取るのだ。
最初の手術の後、取り外した電源基板の寸法を測ってあった。
なんと、購入したACアダプタと同じくらいだ。
これって、もしかして、内蔵出来ない?
さすがに新品を分解するのもねというわけで、その時は断念した。

ACアダプタにはネジなど無かったが、最近のケースはパチンとはめ込んであることが多い。
試しにやってみると、パカッと音がしてケースが開き、内部の回路が丸見えに。
中の基板を取り出して当ててみると、本体側の当たるところを削ってやれば何とかなりそうだ。
ミニルータを使って削りを繰り返し、何とか収めることが出来た。

実はこのACアダプタ、半分以下の使用量でも発熱が結構多かった。
開けてみてわかったのだが、シールドのためのアルミ板が放熱も兼ねていると思うのだが、どちらにも中途半端な構造だ。
放熱重視で改造してやろうかと思ったが、電磁シールドの方がもっと重要なのでそのまま組み込んだ。
WiFiやら、スマホやらに影響があっても困るからね。
案の定、電源部の熱が前以上に本体ケースに伝わってくる。
ファンの冷却効果に期待するしかない。

それが昨日、コーヒー豆を取り出そうとして、冷えていないのに気が付いた。
保冷庫本体の表示灯が消えていて、改造時に取り付けたヒューズが切れていた。
ヒューズを交換しても、即断だったので、電源が壊れたのだと思う。
調べていたら、ファンの防塵フィルタが詰まっているっぽい。
定期的に掃除はしていたのだが、この猛暑の中で無理をしてたのかな。
最近はよく冷えてて、重宝してたのだけどねぇ。

さて、またACアダプタを購入して、修理しようか。
ネットで調べたら、同じものをまだ売ってるね。

ただこの保冷庫、容量が6Lと小さい。
もっと大容量のものにしたい気持ちもある。
出来たら冷凍庫もあれば・・・ということで、思案中。