マクワウリ(金太郎)を収穫

毎年、孫を喜ばせるために、小玉スイカを栽培していたのだが、今年は奥さんが、
「マクワウリを植えよう」
と早くから煩かった。

イカは孫もさほど喜ばなくなったので、もういいのだそうだ。

マクワウリの苗を見かけることは少ないので、種から育てようかと思っていたら、今年は苗がたくさん売られていた。
苗を二本買ってきて、野菜用のプランタで育てることにした。
ツル物なので、これまでのスイカと同じくネット仕立てにする。
ところが、雌花ばっかりで、雄花が咲かない。
一度も受粉作業が出来なかったので、今年の収穫は諦めていた。

ところがしばらくして、親指大の実を二つ発見。
改めて世話に力が入り始めた。

問題は、いつ受粉したのかということだ。
花が咲いて、だいたい45日で収穫という計算が難しくなった。

仕方がないので、最初に花が咲いた時から40日から収穫のチェックをすることにした。

収穫の目安は、香り、ツルの周りの輪状の裂け、ツルや葉の枯れで判断できるらしい。
二つの内の一個の香りが甘く漂い始めたので、収穫してみた。

 


食べた感想を奥さんは、
「甘いけど、硬くて苦みがある」
マクワウリの熟れていないのは苦いのよね。
子供の時の記憶が蘇ってきた。
なので、二個目は一週間ほど待つことにした。

一週間経ってみると、甘い香りは最初のより強くなっていたので収穫することにした。
すると、手に持っただけで、ヘタがツルから離れた。
正に、”完熟マンゴー”状態。
食された奥さんも大満足。
「甘い!シャクシャクする」
「来年も作ろうね!」

ただ、プランターの土は連作出来ないのよね。
一個当たりの単価は高くなりそうだ。
せめて、雄花が咲くようにして、もう少し収穫数を増やしたいね。